
ConoHaのサービスを解約したいけれど、手順が分かりづらいし、サーバーの解約だけじゃなくてアカウント退会も必要なのか心配です。



こうした疑問に答えます。
- ConoHaを解約する前の注意点
- サービス別の解約手順
- アカウント退会の方法
conoha wingは、解約の正しい手順を知れば、誰でもスムーズに解約できます。
コノハウイングの退会とアカウント削除の違いも整理し、データ消失や無駄な課金を防げる方法が分かります。このは解約で失敗しないよう、ぜひ最後までご覧ください。
ConoHaを解約する前に確認すべき4つの注意点
ConoHaの解約は簡単な操作に見えますが、実際にはいくつか重要なポイントを事前に確認しないと、予期せぬトラブルや損失につながるリスクがあります。
ここでは、ConoHa(コノハウイング等)の解約前に必ず押さえておきたい4つの注意点を具体的に解説します。


①:サイトデータのバックアップを必ず取得する
コノハのサーバーを解約すると、サーバーに保存されているウェブサイトやメール、データベースもすべて削除されます。
重要なデータが失われる前に必ずバックアップを取得してください。
解約後にデータの復元依頼をしても基本的に対応してもらえないため、自己防衛が必要です。たとえば、WordPressサイトであれば、ConoHaの管理画面や各種プラグイン(All-in-One WP Migrationなど)を使ってデータをエクスポート。
メールデータについても、ローカル(パソコンや外部ストレージ)にエクスポートすることが推奨されます。
万が一データを取り忘れてしまうと、今後サイトの再公開や他サービスへの移行ができなくなるため、必ず解約前にバックアップを済ませましょう。
②:ConoHaで取得したドメインの移管手続きを進める
ConoHaのサーバー解約を考えている場合、同時にドメインの利用も見直す必要があります。
Conoha wingで取得した独自ドメインは、サーバーを解約するだけでは自動的に消えませんが、ドメインの期限切れや管理放棄で失効するリスクがあります。
他社レンタルサーバーへ移行する場合は、事前にドメインの移管手続きをおすすめします。ドメイン移管には数日かかる場合があるため、余裕を持ったスケジューリングが大切。
ConoHaの管理画面から移管申請を行い、AuthCode(認証コード)を取得したうえで移管先サーバー側で手続きを進めます。
移管を忘れると、思わぬタイミングでサイトが表示されなくなるなどのトラブルに直結しやすいため、解約前に必ず確認を行いましょう。


③:サーバー解約とアカウント退会は手続きが異なる
ConoHaでは「サーバー解約」と「アカウント退会」が異なる概念です。
この違いを理解しないまま解約手続きを進めると、不要な請求が続いたり、個人情報が残ったままになったりすることがあります。
手続きの種類 | 内容 | 注意点 |
---|---|---|
サーバー解約 | 契約しているサーバーやサービスのみを削除 | アカウント情報は残り続け、今後も新たなサービス契約や請求が発生する可能性がある |
アカウント退会 | ConoHaのアカウント自体を完全に削除し、登録情報もすべて消去 | 退会しないと個人情報がサービス上に残り続ける |
解約と退会の手順は契約プランによって異なりますが、たとえば「WINGパック」は契約期間中は解約できず、前払いのため返金はない点も注意が必要です。
今後コノハウィング退会を完全に行いたい場合は、必ず退会手続きまで進めてください。
④:解約に最適なタイミングは契約更新日の直前
ConoHaの多くのサービスは、契約の自動更新が設定されています。
特にWINGパックの場合は、契約満了日の30日前に自動更新が実行されるため、それ以前に自動更新をOFFにする必要があります。
一般的には、解約直前までサービスを利用しつつ、契約更新日前に自動更新をオフにしてから解約手続きを進めるのが最も損の少ない方法。
解約申請日や日割り計算の有無について必ず最新の公式情報を確認し、不要な追加請求や損失を未然に防いでください。
このように、conoha解約では、データのバックアップやドメインの移管、正しい手続きの流れ、最適なタイミングなど複数の観点から事前準備が必要。
事前にしっかり確認・手続きすることが、トラブルのないスムーズな解約につながります。
【画像付き】ConoHaのサービス別解約手順
ConoHaのサービスごとに解約手順は異なります。
解約方法を正しく理解しないと、データ消失や無駄な課金などのトラブルにつながるため、慎重に行うことが重要。特に、ConoHa WINGやVPSなど主要サービスごとに、最も効率的で安全な手順を選びましょう。
ConoHa WINGの解約方法
ConoHa WINGの解約は3〜4つのステップで完了します。
解約前に必ずデータのバックアップや、ドメイン管理状況の確認を行ってください。
- 管理画面にログインします
- サーバーの自動更新をOFFにします
自動更新がONのままだと契約満了日の30日前に自動更新され、不要な課金が発生 - ドメイン契約がある場合はドメインの自動更新もOFFにします
- すべてのサービスを削除
- アカウントごと完全に退会したい場合は、アカウント自体を削除
WINGパックの場合は契約期間中は途中解約ができない点と、サーバー削除やアカウント削除によるデータ消失に注意が必要。また、前払い制のため返金不可となります。
- 通常時間課金プラン:サーバー削除とアカウント削除だけでconoha解約が可能
ConoHa VPSの解約方法
ConoHa VPSの解約方法も、基本的な流れはWINGと似ていますが、契約内容によって若干異なります。
下記が一般的な手順です。
- サーバーの自動更新設定をOFFにします
- 必要なデータやイメージは事前にダウンロードし、バックアップします
- VPSインスタンス(サーバー)を削除
- VPCや追加ディスク、オプションリソースがある場合は全て削除
- ドメインやSSL証明書など外部リソースも解約が必要
VPSはリソース単位での課金が多いので、削除し忘れのリソースが課金対象にならないよう、管理画面で利用中リソース一覧を必ず確認してください。


その他のサービスの解約方法
ConoHaでは、メールホスティング、ドメイン、DNSなど他のサービスも提供されています。
各サービスの解約手順は公式マニュアルや管理画面から確認可能ですが、基本は以下となります。
- 該当サービスの自動更新やサブスクリプションをOFFに設定
- そのサービスの契約一覧(コントロールパネル内)から対象サービスを選び「解約」または「削除」を実行
- 利用中のリソース・オプション品、関連する外部接続設定も忘れずに解除
いずれの場合も、解約前に次の項目をしっかり確認しましょう。
- バックアップ(データ、メール、設定ファイルなど)
- 他社サービスへの移管作業(ドメイン・メール等)
- 解約タイミング(次回請求日前)
コノハ解約に失敗しないためには、手順だけでなく事前準備とアフターケアも徹底することが不可欠です。
ConoHa解約時の料金と返金に関する疑問


ConoHa解約の手続きを行う際、多くの方が「料金はどうなるのか」「返金はされるのか」など、お金に関する疑問を持ちます。実際にはConoha wing の契約料金プランやconoha解約のタイミングによって扱いが異なります。事前に確認しておくことが重要です。
ここではその主な疑問点について詳しく解説します。
契約期間内の解約で返金はされるのか
結論として、ConoHa WINGの「WINGパック」は契約期間中にconoha解約しても返金はされません。WINGパックは契約時に料金が「前払い」されるタイプのプランです。途中でコノハウイング解約を行っても未利用分の返金対象にはなりません。
例えば12か月や36か月など、長期契約を選択した場合でも、契約期間満了まで利用する前にコノハ解約手続きをしても、残期間分の料金返金は発生しません。
- 返金が発生しない理由
サービスの利用規約上、前払いとなっているため、途中返金対応は不可と明確に定められています。 - 返金希望の場合の注意点
サイト閉鎖や他社への移行をしたい場合は、契約更新前の最終月まで活用してからconoha契約解除するほうが合理的です。
したがって、「途中解約での返金」を期待している方はご注意ください。
WINGパックの違約金について
WINGパックの場合、もともと長期契約を前提に割安価格が設定されています。途中でのコノハウィング退会による「違約金」は発生しません。
ただし「契約期間中の途中解約自体ができない」というルールになっているため、厳密には違約金という概念が適用されません。
conohawing解約は「契約期間満了後」のみ選択可能です。契約期間中はプラン自体の解約が不可で、満了時に自動更新をオフにすることで、追加の費用が発生しません。
項目 | 内容 |
---|---|
途中解約の可否 | 不可(契約満了まで利用が必要) |
途中解約における違約金 | なし(そもそも途中解約できない) |
満了後解約の手数料・違約金 | なし |
このように、違約金自体がない代わりに途中でのコノハウイング退会ができない点は押さえておきましょう。
翌月の料金を発生させない解約タイミング
ConoHa WINGや同等プランを利用中で「翌月以降の料金を発生させたくない」場合、最も重要なのは「自動更新をオフ」にするタイミングです。特にconoha wingでは契約満了日の30日前までに自動更新を停止しない場合、自動で次の契約期間分が更新・請求されてしまいます。
- 適切な解約タイミングの流れ
- 契約満了日を確認する
- 満了日の30日以上前に「自動更新をオフ」に変更
- サーバーまたはアカウントの削除、サービスの停止手続き
- 注意点
サーバーやアカウント削除のみでは自動更新が残っているとconoha退会後も請求が続くため、必ず「自動更新オフ」を最優先に手続きしてください。
まとめると、翌月以降の課金を止めるためには、必ず契約満了日に合わせて早めに自動更新オフの設定を完了させることが大切です。ユーザーの多くが自動更新設定の見落としで不要な料金が発生しています。
このは解約を検討している方は事前確認をおすすめします。
ConoHa解約後におすすめの乗り換え先サーバー3選
ConoHa解約を考えている方にとって、次に移行すべきレンタルサーバーの選定は非常に重要。多くのユーザーが「料金」「速度」「サポート体制」など、重視するポイントはさまざまです。
自分のニーズに合ったサービスを選ぶことで後悔のないサイト運営が実現できます。ここでは、目的別におすすめできるサーバーをご紹介。
【料金重視】コストパフォーマンスが高いサーバー
コストパフォーマンスを最重視する場合、月額料金が安くても必要な機能が十分備わっているサーバーが求められます。初期費用無料かつ安価な料金プランが用意されているサービスは、WordPress運営や小規模サイトにも適している。
実際に多くのConoHaを退会するユーザーの間で評価の高いサーバーは以下の通りです。
- 初期費用無料
- 月額数百円から使えて機能充実
- 無料独自SSLや自動バックアップ機能が標準搭載
このようなサーバーを選ぶことで、予算を抑えつつ安心してサイトを維持できます。
【速度重視】表示スピードに定評のあるサーバー
速度を重視したい場合、表示スピード・レスポンスの速さが運営の成果に直結。とくにコアウェブバイタル基準強化を背景に、安定した高速化技術を備えるサーバーの需要が高まっています。
- 最新の高速SSDやWebサーバー「LiteSpeed」採用
- 大量アクセスにも強い独自キャッシュ技術
- 国内データセンターで安定運用
ページ表示速度はSEOやユーザー体験にも直結するため、ビジネス利用やメディア運営にも理想的。
【初心者向け】サポートが手厚いサーバー
初心者の方には、設定の手間が少なく、トラブル時にも迅速に対応できる「手厚いサポート体制」があるサーバーが最適です。サポートの質はサービス継続の決め手になることが多いため、電話・チャット・メールなど複数窓口が設けられているかどうかで選ぶのもおすすめ。
- 365日対応の日本語サポート窓口
- 初期設定代行や無料移行サポート
- 分かりやすい管理画面UIや公式マニュアルが充実
サーバーだけでなく、WordPress運営など幅広い相談に対応してくれるサービスが多く、初めての方でも安心して利用開始できます。各サーバーは特徴が異なるため、料金や機能を比較して最適なサーバーを選択しましょう。
まとめ:注意点を確認すれば手続きは簡単
conohaの解約は、いくつかの重要なポイントを押さえて手順通りに進めれば、初心者でもスムーズに完了できます。特にデータのバックアップやドメイン移管、サーバーごとの手続きの違い、アカウント退会まで忘れずに対応することで、不安やトラブルを防げます。
- コノハ解約時は、必ずデータのバックアップとドメインの移管手続きを先に済ませること
- サーバー解約とアカウント退会は別手続きなので、目的に合わせて両方の流れを確認すること
- 契約更新日前に手続きを終えることで、無駄な料金発生を防ぎ、安心してサービスを終了できること
このガイドを読むことで、コノハウイング解約の一連の流れや注意事項が明確になります。
余計なトラブルを回避しながらスムーズに手続きを完了できるはずです。
さっそく、記事で紹介した手順を参考にして、ご自身に合った形でconoha解約方法に取り組みましょう。

