サブドメインをロリポップで設定・作成する方法!【図解付き】

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ロリポップのサブドメイン構造

ロリポップでサブドメインを作りたいけど、設定方法やサブドメインの仕組みがよく分からず、しかもサブドメインロリポップでSEOに悪影響がないかも心配。

こうした疑問に答えます。

本記事の内容
  • ロリポップで使うサブドメインの基本と活用シーン解説
  • ロリポップでのサブドメインの設定手順図解
  • サブドメインとサブディレクトリのSEO的違い

ロリポップの管理画面を使えば、初心者でも簡単にサブドメイン作成が可能。

この記事で仕組みやSEOまでやさしく解説するので、ロリポップのサブドメイン活用に不安がある方も安心して実践できます。

目次

ロリポップで使うサブドメインとは?基本を解説

ロリポップのサブドメインイメージ図

ロリポップのサブドメインは、1つのドメインを複数の用途で活用したい方にとって非常に便利な機能です。サブドメインの基本から活用シーン、ロリポップならではのメリットまで分かりやすく解説します。

サブドメインの基本的な仕組み

サブドメインは、元のドメインに文字列を付け加えたものです。例えば「example.com」に対して「blog.example.com」や「shop.example.com」といった形で使います。

1つのドメインでまったく別のサイトを管理できます。企業サイト、ECサイト、テストサイトなどを独立して運用可能。サブドメインはDNSで管理されており、ロリポップの管理画面から直感的に操作できます。

サブドメインの主な活用シーン

サブドメインは以下のような場面で活用されています。

  • コンテンツごとのサイト分離(コーポレートサイトとブログ)
  • マルチブランド運営やジャンル分け
  • テストサイトや開発環境の構築
  • キャンペーンや期間限定LPの専用URL発行
  • 複数のWordPressサイトの並列運用

ロリポップでは無料で複数のサブドメインを作成できるため、目的に応じて柔軟に増設・削除が可能です。

ロリポップでサブドメインを作成するメリット

ロリポップでサブドメインを使う主なメリットは次の通りです。

  • 管理画面から簡単に作成・管理でき、初心者も安心
  • 独自ドメインごとに自由に増設・削除可能
  • サブドメインごとに公開フォルダを指定でき、データの混在を防止
  • サブドメインでも無料独自SSLが適用でき、セキュリティも安心
  • WordPressや各種CMSの構築が可能で、SEOや事業分割も柔軟

ロリポップのサブドメイン機能は、初心者からビジネス活用まで幅広いニーズに対応。複数のサイトを1つの契約・管理画面でまとめて運用できる点も大きな魅力となっています。

ロリポップの利点を把握したうえで、他サービスでも同様に実装手順を押さえておくと比較や移行がスムーズです。詳しくは下記の関連記事をご確認ください。

ロリポップでサブドメインを設定する全手順

ロリポップ公式トップ画面
引用:ロリポップ公式サイト

ロリポップでサブドメインを設定するには、専用の管理画面からいくつかのステップを踏む必要があります。初心者でもわかりやすいように、具体的な手順とポイントを解説します。

①:ロリポップのユーザー専用ページにログインする

ロリポップ会員ログイン画面
引用:ロリポップ公式サイト

ロリポップの公式サイトからユーザー専用ページへアクセスします。契約時に設定した「ドメイン名」「ユーザーID」「パスワード」を入力してログインしましょう。

ログイン後は管理画面のトップページが表示されます。次の手順に進んでサブドメイン作成を開始します。

②:サーバーの管理・設定からサブドメイン設定へ進む

画面左側の「サーバーの管理・設定」メニューから「サブドメイン設定」をクリックします。サブドメイン設定画面が表示されたら、サブドメインを追加したい独自ドメインを選択して「新規作成」をクリックしましょう。

注意点として、サブドメインは既に追加済みの独自ドメインの下にのみ作成できます。まだ独自ドメインが追加されていない場合は、先に「独自ドメイン追加」の設定を行いましょう。

③:新規作成で希望のサブドメイン名を入力する

「新規作成」画面が表示されたら、希望するサブドメイン名を入力します。例えば、test.yourdomain.comの「test」の部分です。

公開フォルダ欄にもサブドメイン名と同じ名称を入力するのが一般的です。この設定により、サブドメインごとに異なるコンテンツやワードプレスを運用できます。

設定項目は以下のとおりです:

  • サブドメイン名:任意の文字列(例:blog、shop、testなど)
  • 公開フォルダ:サブドメイン名と同じか、任意の名前
  • 必要に応じてアクセス制限などのオプション

必要項目を入力したら「作成」ボタンをクリックします。

④:設定したサブドメインの公開フォルダを確認する

サブドメインの追加が完了すると、一覧に新しいサブドメインが表示されます。指定した公開フォルダが自動生成されているかサーバー内で確認しましょう。

このフォルダが、サブドメインのWebサイトやワードプレスを設置する場所になります。

公開フォルダの確認ポイント:

  • 管理画面の「サブドメイン設定」一覧にて、該当サブドメインの公開フォルダパスが確認できます
  • サーバー内でFTPまたはファイルマネージャーから該当フォルダ内のファイルを編集・追加できます
  • サブドメイン用のワードプレス設置もこのフォルダを選択してインストールすればOK

以上が、ロリポップでサブドメインを設定する基本手順です。サブドメインを活用すれば、用途別にサイトを分けて運用したり、ブランディングの幅を広げることができます。サブドメインにも無料のSSL設定ができるため、セキュリティ面でも安心して利用できます。

ロリポップで作成したサブドメインにWordPressをインストールする方法

ロリポップサーバーでは、サブドメインごとにWordPressを簡単にインストールできます。初心者でも迷わず実施できる具体的な手順と注意点について解説します。

WordPress簡単インストール機能を利用する

ロリポップには、初心者でも扱いやすい「WordPress簡単インストール機能」が用意されています。この機能を利用すれば、複雑なFTP操作や手動アップロード無しで、すぐにサブドメインへWordPressを展開可能です。

  • 管理画面にログインする
  • 「サイト作成ツール」等のインストールメニューを開く
  • 「WordPress簡単インストール」を選択する

この機能により、煩雑な工程を大幅に削減できるため、初めてWordPressを導入する方におすすめです。

インストール先URLにサブドメインを指定する

インストール時には、WordPress設置先のURLとして、あらかじめ作成したサブドメインを選択・入力する必要があります。

  • サブドメインは「サーバー管理・設定」>「サブドメイン設定」から事前に作成しておきます。
  • サブドメインを作成する際は、「サブドメイン名」「独自ドメイン(またはロリポップ初期ドメイン)」「公開フォルダ」を設定する必要があります。

サブドメインが反映されるまで、数分から数時間かかる場合があります。すぐにWordPressのインストールを続行できない場合もあります。

WordPressのユーザー情報などを設定して完了

インストール先URL(サブドメイン)を指定したら、WordPressの基本設定を入力します。サイトタイトル、ユーザー名、パスワード、メールアドレスなどを入力し、「インストール」ボタンを押せば完了です。

  • この際、データベースの自動生成や既存データベースの選択を求められるケースがあります。
  • セキュリティ維持のため、定期的なパスワード変更や管理者アカウントの保護も忘れずに行いましょう。

これで、ロリポップ上のサブドメインでWordPressサイトを立ち上げることができます。実運用前にはSSL設定や表示確認も必ず実施してください。

ロリポップのサブドメインはSEOに不利?サブディレクトリとの違い

サブドメインやサブディレクトリは、ロリポップのようなレンタルサーバーでサイトを分岐・運営する際の選択肢です。それぞれの構造やSEOへの影響は、運営目的やサイト構成によって最適なものが異なります。

サブドメインとサブディレクトリの構造的な違い

サブドメインとサブディレクトリは、ウェブサイトの構成方法として大きく異なります。サブドメインは「example.com」とは別の「sub.example.com」のように、独立したサイトのように振る舞います。

サブディレクトリは「example.com/sub」の形式です。元ドメイン配下の階層としてコンテンツを整理します。

主な違いを下記にまとめました。

スクロールできます
構造URL例サイトの独立性管理のしやすさ
サブドメインhttps://blog.example.com高い分けて管理しやすい
サブディレクトリhttps://example.com/blog低いまとめて管理しやすい

サブドメインは新規プロジェクトやサービスごとの分離運用に向いています。サブディレクトリは既存サイトの拡張や一体運用に適しています。

SEOにおける評価の違いとGoogleの公式見解

SEOの観点では、「サブドメインとサブディレクトリは検索エンジンからどのように評価されるのか」が多くのユーザーの懸念点となります。Google公式の立場としては「サブドメインもサブディレクトリも、基本的に同じようにクロール・インデックスされる」と発信されています。

実際の運用では別サイトとみなされやすいことから、サブドメインは独立性が高い分、ドメインパワーの集約が起きにくい場合もあります。

  • サブディレクトリは元ドメインと評価が一体化しやすいため、ドメイン評価や被リンク効果がサイト全体に及びやすいとされています
  • サブドメインはテーマや内容が大きく異なる場合や、異なるターゲット向けに明確な枠組み分けを行いたい時に使われます

違いを下記の表で整理しました。

スクロールできます
項目サブドメインサブディレクトリ
SEO評価の伝播分かれる場合がある一体として評価されやすい
クロール頻度ドメイン単位で異なる同じサイトとして認識
Google公式見解運営目的で選択してよい運営目的で選択してよい

サブドメインでのサイト運営が適しているケース

ロリポップでサブドメイン設定を利用するのが適しているのは、次のような場合です。

  • 本体のサイトとは別ジャンルのサイトやブログを新たに立ち上げる場合
  • テスト環境や開発環境を本番サイトとは分離して運用したい場合
  • ブランドごとに異なるターゲット層を分けて運営したい場合

例えば、「メインサイト(example.com)」とは異なるサービス(support.example.com や shop.example.com)を運用するケースなどでよく採用されています。ロリポップの管理画面上でサブドメイン作成が簡単にできるため、導入も容易です。

サブディレクトリでのサイト運営が適しているケース

サブディレクトリでの運用が適しているのは、以下のような用途です。

  • 関連性の高いコンテンツを1つのブランド・ドメイン配下で強化したい場合
  • サイトの構造が階層的で、一体型のSEO評価を狙いたい場合
  • ブログやニュース、事例ページなどを本サイトの一部として構成したい場合

サブディレクトリ構造は、特に企業サイトやECサイトなど、コンテンツ同士のテーマ性が近いときに効果的です。

サブドメインとサブディレクトリの違いやSEOへの影響、Googleの見解を理解したうえで、サイトごとに最適な構造を選択することが大切です。

まとめ:ロリポップならサブドメインを簡単に設定できる

ロリポップを使えば、サブドメインの作成からワードプレスのインストール、無料独自SSLの設定まで、初心者の方でも迷わず進められる仕組みが整っています。

サブドメインやロリポップの活用により、用途ごとにサイトを分けたり、テスト環境を手軽に構築したりと、サイト運営の幅が大きく広がります。

また、SEOやサブディレクトリとの違いについてもポイントを押さえながら解説しました。

本記事のポイント
  • ロリポップの設定は、管理画面から手順通り進めるだけで初心者でも簡単に行えます。
  • ロリポップで無料独自SSLの適用やワードプレスのインストールも問題なく対応可能。
  • サブドメインとサブディレクトリの違いやSEOの観点、ロリポップでの具体的な活用方法も詳しく解説しています。

この記事を読むことで、サブドメインやロリポップに関する疑問や不安を解消できるはず。安心して新しいサイトや環境の構築に取り組めます。

ぜひロリポップのサブドメイン機能を活用し、ご自身のWebサイト運営をさらに効率的に進めてみてください。

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