
エックスサーバーファイルマネージャーのログイン場所がわからず、ファイルをアップロードや編集したいけど、必要な作業と専門用語が多くて誤操作が怖い…



こうした疑問にお答えします。
- エックスサーバーファイルマネージャーへのログイン方法
- ファイルのアップロードや編集手順
- 作業前に取るべきバックアップの注意点
エックスサーバーファイルマネージャーは、FTPソフトを使わずにブラウザだけでファイル管理ができる便利な機能。
専門知識がなくても、図解付き解説でファイル操作からトラブル対策までしっかり理解できます。ぜひ最後までご覧ください。
エックスサーバーのファイルマネージャーへのログイン方法
エックスサーバーのファイルマネージャーは、ウェブブラウザ上から直接ファイルやディレクトリの管理ができる便利なツールです。FTPソフトの操作に自信がない方や、手軽にサーバー内のファイル編集やアップロード・ダウンロードを行いたい方にとって重要な機能。
サーバー管理初心者の方でも迷わず操作できるように、具体的な手順とトラブル時の対応方法を解説します。
①:エックスサーバーのサーバーパネルにアクセスする
まず、xserverファイルマネージャーを利用するには、エックスサーバーの公式サイトへアクセスしサーバーパネルにログインします。ログインには、エックスサーバーから発行されたユーザーIDとパスワードが必要。
サーバーパネルにログインできない場合、多くはIDやパスワードの入力ミス、または登録しているメールアドレスの違いなどが原因です。パスワード忘れの場合は、ログイン画面の「パスワードを忘れた場合」から再設定が可能。
②:「ファイルマネージャ」の項目をクリックする
サーバーパネルへログイン後、画面上部に表示されている「ファイルマネージャ」という項目をクリックします。
クリックするとエックスサーバーファイルマネージャー専用のログイン画面が開くので、再度ユーザーIDとパスワードを入力。ログインが成功すると、契約しているドメインごとのフォルダ一覧が表示されます。
ファイル操作を行いたいドメインを選択し、その中の「public_html」フォルダーにアクセスすれば、WordPress関連のファイル管理や編集、xserverファイルアップロードなどが可能です。FTPソフトを使わずにほとんどのファイル操作ができるため、初心者の方にもおすすめ。
③:ログインできない場合の主な原因と対処法
もしエックスサーバーファイルマネージャーログインできない場合、主な原因として以下が考えられます。
- 入力ミス(IDやパスワード、または全角・半角の違い)
- パスワードの有効期限切れや誤った登録情報
- ブラウザや端末のキャッシュの問題
- アカウントのロック(一定回数の誤入力で発生)
対処法としては、落ち着いて再度IDとパスワードを確認し、必要に応じて「パスワード再発行」を行いましょう。複数回失敗した場合は、しばらく時間をあけてから再試行する、もしくはエックスサーバーのサポートへ問い合わせることを推奨します。
また、推測されるトラブルを未然に防ぐためにも、ファイル操作を行う前には必ずバックアップを取っておくことが重要。誤操作によるファイルの損失や、Webサイト表示トラブルを避けるためにも、「public_html」フォルダのバックアップや、WordPressの管理画面からプラグインを使ったバックアップを活用しましょう。
エックスサーバーファイル管理は直感的に使える反面、パーミッション(アクセス権)の誤操作や重要ファイルの編集には注意が必要です。専門用語の意味が不明な場合は、エックスサーバーの公式マニュアルや、関連するヘルプページで事前に確認すると安心。
【図解】エックスサーバー ファイルマネージャーの基本的な使い方
エックスサーバーのファイルマネージャーは、ブラウザ上でサーバー内のファイルやディレクトリの操作が簡単にできる便利なツールです。ファイルのアップロード、ダウンロード、編集、削除、パーミッション変更などの操作が可能。
FTPソフトを使わなくても、初心者でも直感的に操作できるのが大きなメリットです。xserverファイルマネージャーを活用することで、効率的なファイル管理が実現できます。
①:ファイルのアップロード手順
ファイルのアップロードは自分のPCからサーバーへ必要なファイルを転送する基本機能。エックスサーバーファイルマネージャーを使えば、ブラウザだけで完結できます。
- エックスサーバー公式サイトへアクセスし、「ログイン」から「ファイルマネージャー」を選択
- ユーザーIDとパスワードを入力してログイン
- 登録済ドメイン一覧から該当サイトのドメインを選択し、public_htmlフォルダを開く
- 画面上部の「アップロード」ボタンをクリックし、アップロードしたいファイルを選択
操作前には、必ずWebサイト全体や該当ファイルのバックアップを取得しておきましょう。もしアップロード後に問題が起きても元に戻すことができます。
②:ファイルのダウンロード手順
ファイルのダウンロードも、サーバー上のファイルをパソコンに保存したい場合によく使う手順。xserverファイルアップロード機能と合わせて、ファイル編集前のバックアップとしても活用できます。
- ファイルマネージャーで該当ファイルやフォルダを選択
- 「ダウンロード」ボタンをクリックすると、PCにファイルが保存される
不明なファイルはむやみに編集・削除せず、必ずダウンロードして内容を確認してから操作するのが安全です。
③:ファイルの編集と保存方法
エックスサーバーファイルマネージャーではHTMLやPHPなどのファイルを直接編集できます。WordPressサイトでは「wp-config.php」や「.htaccess」などの編集時は特に注意が必要。
- 編集したいファイルを選択し、「編集」ボタンをクリック
- 画面上で内容を修正し、「保存」ボタンで反映
編集ミスがあるとWebサイトが表示されない場合があります。事前バックアップや変更箇所の記録が重要です。
④:パーミッションの変更方法
パーミッション(権限)とは、ファイルやフォルダの「読み取り」「書き込み」「実行」などの権利を指定する設定。セキュリティ上、正しい権限管理が不可欠です。
- パーミッションを変更したいファイルやフォルダを選択し、「パーミッション変更」ボタンをクリック
- 新しい権限(数字やチェックボックスで指定)を設定し、決定
例えば、WordPressの「wp-content」フォルダの場合、推奨値である755やファイルは644を設定するのが一般的。不適切なパーミッションにするとサイトの表示崩れや外部からの不正アクセスリスクが生じるので注意してください。
操作 | 概要 | 注意点 |
---|---|---|
アップロード | PCからサーバーへファイル転送 | 先にバックアップ推奨 |
ダウンロード | サーバーからPCへファイル保存 | 編集前のバックアップ用 |
編集・保存 | サーバー上で直接ファイルを書き換え | 編集ミスに注意 |
パーミッション変更 | ファイル・フォルダの権限設定 | セキュリティリスクに注意 |
各作業は専門用語や扱うファイルによってWebサイト全体に影響を及ぼす場合があります。操作前には必ずバックアップを行い、不明点があれば公式マニュアルやシステム管理者に相談するようにしてください。
エックスサーバーのファイルマネージャーが役立つ具体的な活用シーン


エックスサーバーのファイルマネージャーは、Webブラウザ上からサーバー内のファイル管理を直感的に操作できる便利なツールです。特にFTPソフトの操作が難しい初心者や、WordPressなどCMSの運用でファイルの調整が必要な際に非常に役立ちます。
エックスサーバーのアカウントを持っていれば、追加設定なしですぐに利用可能。アップロード・編集・圧縮・ダウンロードなど多くの管理作業を迅速に行えます。
FTPソフトとの違いと使い分けのポイント
ファイルマネージャーとFTPソフトにはそれぞれ特性があり、使い分けが重要です。エックスサーバーのファイルマネージャーはWebブラウザ上で完結するため、ソフトのインストールや難しい設定は不要。
対してFTPソフトは複数ファイルの一括アップロードやローカルとの同期など、より高度な作業を得意とします。
項目 | ファイルマネージャー | FTPソフト |
---|---|---|
操作環境 | Webブラウザのみ | 専用ソフト(例:FFFTP、FileZilla等) |
初期設定 | 不要 | FTPアカウント設定が必要 |
ファイル操作 | 直感的で簡単(初心者向き) | 複雑な操作も可能(上級者向き) |
一括転送 | 対応範囲に制限あり | 大容量・大量ファイルにも強い |
このように、手軽さと即応性を重視する場合はエックスサーバーのファイルマネージャー、本格的に多数ファイルを頻繁にやり取りする場合はFTPソフト、と状況に応じて使い分けるのがおすすめ。
WordPressのテーマやプラグインのファイルを編集する
WordPressを運用している場合、テーマやプラグインの細かなカスタマイズや不具合修正のため、特定ファイルの直接編集が必要になることがあります。エックスサーバーのファイルマネージャーなら「public_html」フォルダからWordPress関連のファイルをサーバー側で直接開いて編集可能。
例:functions.phpやstyle.css等の編集も簡単に行えます。
操作手順は以下の通りです。
- サーバーパネルにログインし、「ファイルマネージャー」を開きます
- 編集したいドメインを選択し、「public_html」に進みます
- 編集対象のファイルを選択し、「編集」ボタンから内容を直接変更できます
この操作により、一時的なカスタマイズやトラブル時の応急修正も迅速に実現。バックアップを作成してから編集作業を行うと、安全性がより高まります。
サーバーにあるファイルを一括で圧縮・解凍する
エックスサーバーのファイルマネージャーでは、複数のファイルやディレクトリをまとめて「圧縮」し、容量を削減したり、ダウンロード・バックアップをしやすくすることができます。また、アップロードしたzipファイルを「展開」して一括でインストール作業を進める使い方も可能。
具体的な機能は以下の通り。
- フォルダ・ファイルの圧縮(zip形式など)
- 圧縮ファイルのアップロードとサーバー側での展開
これにより、大量ファイルを1つのパッケージにまとめて操作したい場合や、移行・複製作業を効率化したい場合にも役立ちます。
このように、エックスサーバーのファイルマネージャーはFTPソフト以上の手軽さで多彩な用途に対応でき、Webサイト運営の効率を大きく向上させるツールです。
エックスサーバーでファイルマネージャーを操作する前の重要注意点
エックスサーバーのファイルマネージャーは、WEBブラウザから直感的にサーバー上のファイル管理を行える便利なツールです。操作に慣れていないと重要なファイルを誤って編集・削除するリスクや、セキュリティ面でのトラブルも発生しやすくなります。
ここでは、xserverファイルマネージャーを安全に利用するために必ず確認しておくべき注意点について解説します。
作業前には必ずサイトのバックアップを取得する
サーバー上のファイルを編集・削除する場合、万一のミスに備えてバックアップを取得する重要性が極めて高いです。誤操作によってウェブサイトが表示されなくなった場合や、WordPressのシステムファイルを改変して不具合が生じたとき、バックアップがあればすぐに元の状態へ復元できるからです。
エックスサーバーのファイルマネージャーでpublic_htmlフォルダ内のファイルを編集する前に、エックスサーバーが標準搭載する自動バックアップ機能やマニュアル操作でのファイル一括ダウンロードを活用することが推奨されます。
バックアップを取らずに作業を進めることは重大なリスクを伴います。必ず事前にバックアップを取得しましょう。
WordPressで安易に編集してはいけない重要ファイル
WordPressの運用に関わるファイルの中には、安易に編集してはいけない非常に重要なファイルが多数存在します。これらを間違って削除・書き換えしてしまうと、サイト全体が表示されなくなるだけでなくセキュリティ上の問題が発生する場合もあります。
エックスサーバーのファイル管理で特に注意すべきファイルは以下の通りです。
- wp-config.php:WordPressのデータベース情報や重要設定が記載されています。誤編集は即座にサイトエラーの原因になります
- .htaccess:リダイレクト設定やアクセス制限などサイト全体の動作に関わります
- index.phpやwp-adminディレクトリ内のファイル:削除・変更により管理画面の動作不良を招きます
これらのファイルに手を加える場合は、内容をよく理解したうえで、必ずバックアップを取ってから慎重に操作しましょう。
ファイルやフォルダのパーミッションを不用意に変更しない
ファイルやフォルダの「パーミッション(権限)」は、誰がどのような操作(読み取り・書き込みなど)をできるかを決める設定です。誤ってパーミッション設定を変更すると、サイトが正しく動作しなくなったり、不正アクセスのリスクが高まったりします。
パーミッションは通常、WordPressや各種アプリケーションのインストール時に適切な値が自動設定されています。例えば、public_htmlフォルダやファイルの推奨パーミッションは「755」や「644」とされています。
実際に変更しなければならないケースを除き、不用意に変更しないことが安全な運用のポイントです。設定値を変える前にマニュアルの推奨値を必ず確認してください。
xserverのファイル転送やエックスサーバーアップロード作業の際は、この3点を強く意識し、安全第一で作業してください。
まとめ:エックスサーバーのファイルマネージャーは手軽にファイル操作ができる
エックスサーバーのファイルマネージャーは、FTPソフトを使わずにWEBブラウザから手軽にファイル管理や編集ができる便利なツール。ユーザーは難しい設定を行うことなく、サーバー上のWordPressファイルや各種データを直感的にアップロード・編集・削除できます。
このように、エックスサーバーファイルマネージャーは、サーバー管理のハードルを下げると同時に、安全で効率的なウェブサイト運営に欠かせない機能を提供しています。
- エックスサーバーファイルマネージャーはFTPユーザーIDとパスワードで簡単に利用でき、ブラウザ上から直感的にファイル管理が可能。
- ファイルのアップロード・編集・削除やパーミッション変更など一連の作業が図解で分かりやすく解説されています。
- 誤操作やセキュリティリスクにも配慮した注意点や、バックアップの取得方法もきちんと説明。
これらの情報により、エックスサーバーファイルマネージャーの基本操作から安全な使い方まで理解できました。今後は不安なくご自身でファイル管理を行えるはず。
ファイル転送を適切に管理して、WordPressやWebサイトの運用をより効率的に進めていきましょう。
エックスサーバーのファイルマネージャーに関するよくある質問
- ファイルマネージャーとは?
-
エックスサーバーのファイルマネージャーは、ブラウザを使ってサーバー上のファイルを管理する機能です。 FTPソフトを使わなくても、ファイルのアップロードや削除、編集などができます。
- サービス終了の予定はある?
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有料のレンタルサーバー「エックスサーバー」は、現在サービス終了の予定はありません。
ただし、エックスサーバー社が提供する無料レンタルサーバー「Xfree(エックスフリー)」は2025年7月31日にサービスを終了します。
- ファイルマネージャーの場所はどこ?
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エックスサーバーのファイルマネージャー(ファイル管理)には、以下の方法でアクセスできます。
- 専用ログイン画面からアクセス
ファイルマネージャーのログイン画面から、FTPユーザーIDとパスワードでログインすることも可能です。 - エックスサーバーアカウントからアクセス
XServerアカウントにログインし、「ご契約一覧」から該当サーバーの「ファイル管理」をクリックします。 - サーバーパネルからアクセス
サーバーパネルへログインし、トップページの「ファイルマネージャ」を選択します。
- 専用ログイン画面からアクセス