エックスサーバーとムームードメインを紐づける方法【超簡単】

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エックスサーバーやムームードメインの通信

エックスサーバーでムームードメインの独自ドメインを使いたいけど、具体的な設定方法と、そもそもこの組み合わせで本当にちゃんとサイトが動くのか心配です。

こうした疑問にお答えします。

本記事の内容
  • エックスサーバーとムームードメインの連携方法
  • ムームードメイン側でのネームサーバー設定手順
  • ドメイン設定後にやるべき基本作業

エックスサーバーとムームードメインの連携は、正しい手順を踏めば問題なく設定可能。

ムームードメインからエックスサーバーへのドメイン移管や設定について、DNSやネームサーバーなど専門用語が分からない初心者でも安心です。この記事の順番通りに実践すれば、すぐに使い始められます。まずは手順を一つずつ確認しながら進めましょう。

目次

エックスサーバーでムームードメインは使える?基本と注意点

エックスサーバーとムームードメインの組み合わせで独自ドメイン運用は可能です。多くのユーザーがムームードメインで取得した独自ドメインをエックスサーバーで利用しています。

ただし、それぞれ別サービス会社のため、ドメインとサーバーを正しく設定しないとホームページが表示されないトラブルが発生するリスクがあります。設定手順やDNSの仕組みを正しく理解し、反映時間や注意点も事前に知っておくことが重要。

エックスサーバーとムームードメインの連携は問題ない

エックスサーバーとムームードメインは、標準機能で問題なく連携できます。ムームードメインで取得した独自ドメインを、エックスサーバーで利用するには「ネームサーバー設定」の変更が鍵となります。

この設定を行えば、ドメイン取得元とサーバーが異なっていても問題なくサイト運用が可能です。

  • どちらも国内大手でサポートも充実
  • サーバー移転・ドメイン移管もスムーズに行える
  • ムームードメインからxserverへの設定は、専門的な知識がなくても対応可能

この連携で大きなトラブルは報告されていませんが、更新日や契約管理を二重で行う必要があります。管理ミスに注意しましょう。

設定前に準備するものリスト

連携設定前に、以下の情報や準備が必要です。

  • ムームードメインのログイン情報(ID・パスワード)
  • エックスサーバーのサーバーパネルへのログイン情報
  • ムームードメインで取得・管理中のドメイン名
  • xserver側で設定する「ネームサーバー情報」(ns1.xserver.jp ~ ns5.xserver.jp)
  • サイト公開のタイミングを考慮したスケジュール

流れとしては、まずエックスサーバーで「ドメイン追加」設定を行います。その後ムームードメインで「ネームサーバー変更」を実施する形になります。

DNSとネームサーバーの簡単な仕組み

設定手順を理解するためには、「DNS」と「ネームサーバー」の基本構造の理解が役立ちます。

DNSは、インターネット上で「ドメイン名」と「IPアドレス」を結びつける仕組み。ネームサーバーは、指定したドメイン名の情報を管理し、アクセス時に正しいサーバーに誘導する役割を持っています。

つまり、ムームードメインで取得したドメインの「ネームサーバー」をエックスサーバーのものに変更することで、そのドメインがエックスサーバー上にあるサイトに正しく接続されるようになります。

ネームサーバー設定の変更後、インターネット上に情報が行き渡るまで最大72時間ほどかかる場合があります。実際には数時間で反映されることが多いです。

スクロールできます
管理内容ムームードメインが担当エックスサーバーが担当
ドメイン名の購入・管理×
ネームサーバー情報設定○(エックスサーバーのNSに設定する必要あり)×(情報を他社で設定してもらう)
Webデータ管理×
メールサーバー×○(オプションで利用・設定)

この流れを掴めば、ドメインとサーバーを別々に契約しても快適なWeb運用が可能。各種設定画面や手順が分かりやすく案内されているため、初心者でも心配せずに進められます。

【図解】エックスサーバーへムームードメインを設定する全手順

ムームードメインで取得した独自ドメインをエックスサーバーで利用するには、「ネームサーバー設定変更」と「サーバー側でのドメイン追加」という2段階の作業が必要。

この手順により、ドメイン管理会社とサーバー管理会社が異なっていても、問題なくエックスサーバーとムームードメインの組み合わせで独自ドメイン運用が可能になります。

①:ムームードメインでネームサーバーを変更する

最初にムームードメインで取得したドメインの「ネームサーバー」をエックスサーバー指定のものに変更。これにより、インターネット上でドメインへのアクセスがエックスサーバーに向かうようになります。

  1. ムームードメイン管理画面にログイン
  2. 「ドメイン操作」→「ネームサーバー設定変更」を選択
  3. 対象のドメインの「ネームサーバー設定変更」をクリック
  4. 「GMOペパボ以外のネームサーバを使用する」を選択
  5. 以下のエックスサーバー指定ネームサーバー情報を入力
スクロールできます
ネームサーバーアドレス
ネームサーバー1ns1.xserver.jp
ネームサーバー2ns2.xserver.jp
ネームサーバー3ns3.xserver.jp
ネームサーバー4ns4.xserver.jp
ネームサーバー5ns5.xserver.jp

入力後、「設定を保存」します。このネームサーバー変更により、ムームードメインからエックスサーバーへのアクセス経路が確立されます。

②:エックスサーバーに取得したドメインを追加する

次に、エックスサーバー側でムームードメインの独自ドメインを利用できるよう設定。これを行わないと、アクセスがサーバーに到達しても表示されません。

  1. エックスサーバー管理画面「サーバーパネル」にログイン
  2. 「ドメイン設定」をクリック
  3. 「ドメイン追加設定」から、ムームードメインで取得したドメイン名を入力して追加を完了

この2つの設定により、ドメインとサーバーが紐付けされます。

③:ドメイン設定がサーバーに反映されたか確認する

最後に、設定が正しく反映されているかを確認。ネームサーバー切り替え後は、すぐに反映される場合もありますが、最大で72時間程度かかることがあります。

  • ドメインにアクセスし、エックスサーバーの初期ページや、お持ちのサイトが表示されれば設定成功
  • サーバーパネル内「ドメイン一覧」に追加したドメインが表示されているかを再度チェック

反映までの時間に違和感があった場合や、サイトが表示されない場合は、以下を確認してください。

  • ネームサーバーの設定情報に誤りがないか再度確認
  • エックスサーバー管理画面でドメイン追加漏れがないか確認

トラブルが発生しやすいポイントは、主にネームサーバー値の入力間違いやサーバー側でのドメイン登録漏れ。こうした際には、公式サポートを活用するか、「DNSキャッシュ」のクリアもあわせてご検討ください。

この手順により、ムームードメインとエックスサーバーという異なる事業者間であっても、簡単に独自ドメインを運用できます。

エックスサーバーとムームードメインを併用するメリット

エックスサーバーとムームードメインの組み合わせは、多くのユーザーにとって利便性の高い選択肢です。コスト面だけでなく、管理の柔軟性や各サービスの特徴を活かせる点にあります。

代表的な3つのメリットを具体的に解説します。

複数ドメインを別会社で管理できる柔軟性

サーバーとドメインの管理会社をあえて使い分けることで、ドメイン取得や更新の際にキャンペーンを利用できます。価格競争による恩恵を受けることも可能です。

ムームードメインはドメインの種類が豊富で、時期によって大幅割引キャンペーンを実施することも少なくありません。サーバー移転やリブランドが必要になった際も、ドメインの管理会社が別であれば柔軟に対応できます。

この運用方法は、ドメインやサーバーの管理に慣れていない方にとっては多少手間が増えるように感じるかもしれません。慣れることで将来的なメリットにつながります。

慣れたサービスを継続して利用できる安心感

ドメインとサーバーをそれぞれ慣れたサービスで管理することで、管理画面の操作やサポートの利用がスムーズに行えます。ムームードメインとエックスサーバーはともにユーザーインターフェースが分かりやすく、初めてでも直感的に扱えるのが特徴です。

仮にエックスサーバーに乗り換えても、ドメインは引き続きムームードメインで管理できるため、移管手続きなど煩雑な作業を避けることができます。サービスごとに強みが異なるため、それぞれの「使い勝手の良さ」を最大限に活かせるのです。

それぞれの会社のキャンペーンを活用できる

サーバーとドメインを別サービスで管理する最大のメリットの一つが「キャンペーンの活用幅」です。エックスサーバーは定期的に「ドメイン永久無料」特典を提供しており、新規契約や更新のタイミングによっては実質的なコストを大きく下げることもできます。

ムームードメインは他社にはないTLD(トップレベルドメイン)が安く取得できたり、複数年契約時の割引がある場合もおすすめポイントです。

両社のキャンペーンを組み合わせることで、ユーザーは自身の運用スタイルに合った最適なプランを選択できます。コスト最適化や、複数ドメイン運用時の柔軟な体制構築が可能となるでしょう。

エックスサーバーのドメイン設定後にやるべきこと

エックスサーバーやムームードメインのイメージ画像

エックスサーバーとムームードメインを組み合わせて独自ドメイン運用を開始したら、初期設定だけでなくセキュリティやサイト運用に必要な追加作業が重要です。次のポイントを順番に押さえておくことで、トラブルを防ぎ、運用の質を高めることができます。

無料独自SSLの設定を有効化する

独自ドメインの運用では、SSL証明書の設定が欠かせません。サイトの情報通信を暗号化し、訪問者の安全性向上やSEO施策にも有効だからです。

エックスサーバーでは無料で独自SSLが利用でき、サーバーパネルから数クリックで設定できる仕組み。具体的には、サーバーパネルの「SSL設定」から対象ドメインを選択し、「独自SSL設定の追加」ボタンを押すことで簡単に有効化が可能です。

SSL有効化後、SSL通信(https)が利用できるようになるまで最大1時間程度かかる場合があります。設定完了後は、サイト内リンクやWordPress設定なども「http」から「https」に統一しましょう。

これを忘れると「保護されていない通信」の警告表示やSEO評価の低下につながるため注意が必要。ムームードメインとエックスサーバーの組み合わせでも、SSL設定は標準的な流れで進められます。

WordPress簡単インストールでサイトを構築する

SSL設定完了後は、エックスサーバーが提供する「WordPress簡単インストール」機能を使って、効率的にサイトを立ち上げましょう。WordPressは専門知識がなくてもブログや企業サイトを構築できるCMS。

サーバーパネルの「WordPress簡単インストール」メニューを開き、必要情報を入力してインストール開始するだけで完了します。

  • サイト名の設定
  • ユーザー名の決定
  • パスワードの設定
  • メールアドレスの入力

インストール後すぐに管理画面へアクセスできるため、サイトデザインや初期設定にもすぐ取りかかれる仕組み。この自動インストール機能を活用することで、手動でファイルアップロードやデータベース作成を行う手間を大幅に削減できます。

反映時間は即時から数分程度。ムームードメインからエックスサーバーに設定したドメインでも、同様の手順でWordPressを導入できます。

独自ドメインのメールアドレスを作成する

独自ドメイン名義のメールアドレスは、ビジネスや問い合わせ対応で信頼性を高める要素。エックスサーバーでは、管理画面の「メールアカウント設定」から無制限にメールアドレスを作成できます。

「メールアカウント追加」から、希望のメールアドレスやパスワード、容量を設定すれば即座に利用開始可能です。作成後はWebメールや各種メールソフトで送受信ができる仕組み。

また、スパム対策やウイルスチェック機能も標準搭載されており、安全なメール運用が可能。複数メンバーや部署ごとにメールを分けて設定しておくと、情報共有や管理も効率化できます。

ムームードメインで取得したドメインをエックスサーバーで運用する場合でも、メール機能は問題なく利用できる点がポイントです。

まとめ:エックスサーバーとムームードメインの連携設定は簡単

エックスサーバーとムームードメインを連携させて独自ドメインを利用することは、慣れていない方でも手順に沿って進めれば確実に実現できます。主な流れは「エックスサーバー側でドメインを追加」し、「ムームードメイン側でネームサーバー情報をエックスサーバーに変更」するという二段階。

サーバー(エックスサーバー)とドメイン(ムームードメイン)の管理会社が異なる場合でも、正しく設定すればまったく問題なく連携可能です。

エックスサーバーの管理画面(サーバーパネル)では「ドメイン追加設定」から独自ドメインを追加。ムームードメインの管理画面では「ネームサーバー設定変更」から下記のネームサーバー情報を入力します。

  • ns1.xserver.jp
  • ns2.xserver.jp
  • ns3.xserver.jp
  • ns4.xserver.jp
  • ns5.xserver.jp

設定後、反映には数時間から最大3日ほどかかる場合があります。

初心者がネックになりやすい「ネームサーバー」「DNS」の意味ですが、ネームサーバーとは「このドメインの情報はエックスサーバーにあります」という住所登録のようなもの。これを間違えると、サイトが正しく表示されなくなるので注意が必要です。

スクロールできます
項目ムームードメインで取得エックスサーバーで取得
ドメイン取得費用比較的安価条件によっては永久無料特典あり
管理の一元化サーバー・ドメイン分離両方まとめて管理可能
初心者の分かりやすさやや手間が増えるすべて同じ管理画面で完結
柔軟な乗り換えしやすいやや面倒

設定完了後は、SSL設定やWordPressインストール、メールの初期設定なども忘れずに行うことが重要。またトラブル時には、サーバー側・ドメイン側のどちらに原因があるかを切り分けることが解決への近道です。

ムームードメインとエックスサーバーを組み合わせることで、コストを抑えつつ自分専用の強力なウェブサイトを運用することが可能。正しい手順を守って安全に設定を進めてください。

本記事のポイント
  • エックスサーバー ムームードメインの組み合わせは問題なく利用可能で、正しい手順を踏めば簡単に独自ドメイン設定が完了します。
  • ムームードメイン エックスサーバー 移管を含む各種作業は初心者でも迷わないよう詳しく解説しており、設定反映には数時間から最大3日ほど必要。
  • 設定後はSSL化やWordPress構築、メールアドレス作成まで一連の流れをチェックリストでまとめているため、初めてでも安心してWebサイト公開に進められます。

この記事を読めば、ムームードメインとエックスサーバーでの独自ドメイン設定の疑問や不安が解消でき、スムーズに自分だけのWeb環境を整えられます。

実際に手順を進めて、自分のサイトやメールを安心して運用しましょう。

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