
ConoHa VPSの解約方法がよく分からない。もしVPSサーバーだけ削除してアカウント解約が終わっていなかったら、知らないうちに料金が発生してしまうのではないか…。



こうした疑問にお答えします。
- ConoHa VPS解約前の注意点と手順解説
- 「VPSサーバー削除」と「アカウント解約」の違い解説
- 解約後の料金や請求に関するポイント整理
ConoHa VPSの解約は、正しい手順と注意点を押さえれば誰でも簡単に完了できます。
VPSの削除だけで済ませず、アカウント解約やデータのバックアップまで安心して進められるガイド。コノハの解約手順や自動更新の停止方法、解約したのに請求が来る場合の対処法まで詳しく解説します。
ぜひ最後までお読みください。
ConoHa VPSを解約する前に確認すべき注意点


ConoHa VPSの解約は手続き自体はシンプル。しかし設定や契約内容によって重要な注意点がいくつか存在します。
解約後のトラブルや予期しない請求を防ぐためにも、以下のポイントを事前に確認しておくことが大切。
「VPSサーバーの削除」と「ConoHaアカウントの解約」の違い
ConoHa VPSでは、「VPSサーバーの削除」と「ConoHaアカウントの解約」は明確に異なります。
- VPSサーバーの削除は、稼働中の仮想サーバーおよび関連データをConoHa上から消去し、サーバー費用の継続請求が止まる
- ConoHaアカウントの解約は、VPSサーバーだけでなく、契約したドメインやオプションサービス、決済情報など、アカウント自体を完全に削除する手続き
サーバーを削除しただけでアカウントを残した場合、契約中のドメインやその他サービスに対する請求が継続することがあります。解約の目的に応じて適切な手順を選択しましょう。
解約前に必須のデータバックアップ方法
解約前にデータを失わないよう、バックアップ作業は必須。VPSの削除を実行するとサーバー内の全データは元に戻すことができません。
重要なデータやサイトは、FTP・SCP・SFTPなど安全な方法でローカルPCやクラウドストレージへ転送してください。必要に応じて、データベースのエクスポートやメールデータのアーカイブも忘れずに行いましょう。
証明書ファイルや独自ドメインのゾーン情報など、後から必要となる設定情報も併せて控えておくことが推奨されます。
ドメインやDNS設定の移行準備
VPSの解約・削除では、ドメインやDNS設定の移行にも注意が必要。ConoHaではサーバー契約とドメイン契約は別管理になっています。
サーバーを解約してもドメインは次回更新日まで利用できます。ドメインを他社サーバーや別のVPSで利用する場合、DNSレコードの変更やドメインの移管申請が必要。
公開中のWebサイトやメールアドレスが途切れないよう、移行先での動作確認を事前に済ませてください。具体的な移管やDNS切り替えの方法については、移行先サービスのサポートや公式マニュアルを参照するとよいでしょう。
これら一連のチェックを行うことで、安心してConoHa VPSの解約を進められます。
画像で解説するConoHa VPSの解約手順
ConoHa VPSの解約は、正しい手順を踏めば難しくありません。
VPSサーバーの削除とアカウントの解約は別の操作です。手続きや注意点を間違えると、料金が発生し続けるリスクがあります。大切なデータを失う可能性もあります。
ここではConoHaコントロールパネルを使った具体的なコノハ解約の流れを解説します。解約時の実務上の注意点についても画像付きでステップバイステップで説明します。
①:ConoHaコントロールパネルにログインする
ConoHa VPS解約のため、まずConoHaコントロールパネルにログインします。
セキュリティのため、ログイン情報の管理は厳重に行いましょう。ログイン後はダッシュボードにアクセスでき、安全に次のステップへ進めます。
②:対象のVPSサーバーを削除する
ダッシュボードから解約したいVPSサーバーを選択します。
VPSを削除する際には、必ずサーバー上の全データ・オプションサービス・証明書・ドメイン設定が不要であることを確認してください。重要なデータは事前にバックアップしておくことが大切です。ConoHaドメイン解約を利用している場合は、事前に他サービスへの移管や解約も忘れず行いましょう。
- ダッシュボードから該当VPSサーバーを選択
- 「詳細情報」→「サーバー削除」を実行(元に戻せません)
- 追加でオプションやスナップショット、ディスクもすべて削除
- ドメインやSSL証明書があれば合わせて停止・解約
この削除操作を完了しても、アカウント自体は残り続けます。この時点では毎月の請求が完全に止まらない場合があります。
③:ConoHaアカウントを解約(退会)する
VPSサーバーの削除だけではなく、アカウント自体のConoHa退会も必要です。
これを怠ると、利用していないのにConoHa解約したのに請求などのトラブルが発生します。
- コントロールパネル右上のアカウントIDをクリックし、「アカウント設定」へ移動
- 「ConoHaアカウント契約情報」のメニュー下部にある「退会(アカウント削除)」を選択
- 画面案内に従い、解約理由を選択し「ConoHaアカウントを削除する」をクリック
この操作でアカウント削除の予約が実行されます。翌月の最終請求の支払い完了後、自動的にアカウントが削除されます。
④:解約完了メールを確認する
すべての手続きが終わると、登録メールアドレス宛に「解約完了」や「アカウント削除完了」などの案内メールが届きます。
このメールが届くことで、解約手続きが正しく完了したことを確認できます。もしメールが届かない、または不明点がある場合はサポート窓口への確認を推奨します。
- 解約やアカウント削除通知のメールが必ず届いているかチェック
- メール内容を保存しておくと後日のトラブル防止に役立ちます
これでConoHa VPS解約手続きは完了です。再度利用する場合は新規申し込みが必要となります。
操作内容 | 料金請求停止 | データ消失 | アカウントの有無 | 再契約時の手続き |
---|---|---|---|---|
VPSサーバー削除 | サーバー分のみ | サーバー内のみ | 残る | 新サーバー申込が必要 |
アカウント解約 | すべて停止 | 全データ | 消える | 新アカウント作成が必要 |
ConoHa VPS解約は「VPSサーバー削除」と「アカウント解約」の2段階が必須です。
サーバー削除のみでは不要な料金が続く可能性があります。具体的な手順は本記事の画像付き解説の通りで、注意点として「データバックアップ」や「契約状況の最終確認」を怠らないことが重要です。今後のトラブル回避や無駄な費用発生防止のため、必ず正しい解約フローを踏んでください。
ConoHa VPS解約後の料金と請求について


ConoHa VPSを解約する際は、利用料金や返金・請求の仕組みを理解しておくことが大切です。解約手続きを進める前に、料金体系や残高の扱いを確認しましょう。
解約月の利用料金は日割り計算されるのか
ConoHa VPS解約時の料金計算は、契約プランによって異なります。月額プランの場合は日割り計算されません。月途中でconoha vps解約を行っても、その月の月額料金が満額請求される仕組みです。
従量制プランでは実際に利用した時間で料金が計算されます。月途中でconoha解約した場合は利用分のみが請求対象となります。
月締め・満額請求が基本となるため、解約タイミングには注意が必要です。今月分まで利用してからコノハ解約したい場合は、月末近くに手続きを行うとよいでしょう。
ConoHaチャージ残高の返金について
ConoHa VPSで使用する前払い式のConoHaチャージは、conoha解約後も現金での返金は行われません。チャージ残高は他のConoHaサービスでのみ使用可能です。
残高が残っている状態でconoha契約解除を行う場合、その残高は消失します。多めにチャージしてしまった場合は、解約前に残高を使い切る必要があります。
この仕組みは利用者からよく質問される事項です。conoha vps解約を検討する際は、事前に残高を確認しましょう。
最終的な請求金額の確認方法
最終請求金額はConoHaの管理画面で確認できます。コントロールパネルにログインし、請求情報セクションにアクセスしてください。
conoha vps解約が完了すると確認メールが届きます。返金や追加決済が発生する場合は詳細も案内されます。
解約予約後は月末締めとなります。翌月頭の請求をもって完全にアカウント削除が完了する流れです。請求内容に疑問がある場合は、サポートに問い合わせると対応してもらえます。
ConoHa VPS解約は手続きが分かりやすい一方で、日割りやチャージ残高に注意点があります。conoha解約の仕方を理解し、最終請求額・残高の有無・解約タイミングを確認してトラブルを防ぎましょう。
ConoHa VPS解約後におすすめの乗り換え先


ConoHa VPS解約を検討中の方にとって、次にどのVPSサービスへ乗り換えるかは重要な判断です。主に「コストパフォーマンス」「安定性」「移行サポート」の3点から乗り換え先を比較します。
コスパ重視ならXserver VPS
コストパフォーマンスを重視する場合、Xserver VPSは非常におすすめです。月額料金が安価でスペックも十分なため、スタートアップやスモールビジネスの利用に適しています。
2GBプランが比較的低価格で利用でき、SSDや通信速度も高水準。次のような点が評価されています。
- 初期費用が無料、月額のみで運用できる
- サーバースペックに対して料金が割安
- 管理画面が使いやすく、初心者でも安心
下記の表で主要VPSサービスと比較します。
サービス名 | 初期費用 | 月額料金(2GBプラン例) | 特徴 |
---|---|---|---|
Xserver VPS | 0円 | 1,000円前後 | コスパ抜群。初心者向けUI |
さくらのVPS | 0円 | 900円前後 | 長期割引あり、自由度高い |
ConoHa VPS(参考) | 0円 | 1,100円前後 | 改善された操作感 |
コストを優先するなら、Xserver VPSの2GB以上のプランで十分な性能とコストメリットが得られます。
実績と安定性で選ぶならさくらのVPS
サーバーの運用実績や、長期間の安定稼働を重視する方には、さくらのVPSが適しています。さくらインターネットは国内データセンターと実績が豊富で、リセラーや業務利用にも強いのが特徴。
具体的には以下のポイントが挙げられます。
- 運用年数の長さと高いサポート品質
- 西日本・東日本のデータセンターから選択可能
- カスタマイズ性に優れる(多様なOS選択肢、独自ISOイメージ対応)
このように、業務用途や商用サービス運用にも向き、安心して長期間利用したいケースに最適です。
サーバー移行を代行してくれるサービス紹介
VPSサービスの乗り換え時、サーバー移行を自身で行うのが不安な方には、移行代行サービスの活用が便利。従来、DNS設定やデータバックアップ・リストア作業が煩雑でしたが、最近はプロによる移行代行や専用ツールが利用可能です。
主なポイントは次の通り。
- 移行作業全般をプロに任せられる
- サイトダウンタイムを最小限に抑えられる
- DNSやメール設定など複雑な工程もサポート
Xserver VPSやさくらのVPSの公式移行サービスや、各種IT代行業者が提供する移行パックを利用すれば、専門知識がなくても安全・確実にVPSを乗り換えることができます。移行後もアフターサポートが付帯しているサービスを選ぶと安心。
乗り換え先の選定とともに、移行プロセスも十分に比較検討して、最適なVPSライフに繋げましょう。
まとめ:ConoHa VPSの解約は2ステップで完了
本記事では、ConoHa VPS解約に必要な手順や注意点を詳しく解説しました。解約後の請求やデータ管理についても触れています。
サーバー削除だけでなく、アカウント解約まで行うことで請求が完全に停止します。バックアップ・DNS移行準備の重要性にも注意が必要。
解約後の最適な乗り換え先についても紹介しました。実際によくある解約トラブルとその対策例も説明しています。
本記事のポイントをおさらいします。
- ConoHa VPS解約は「VPSサーバー削除」と「アカウント解約」の2ステップが必須
- 解約前はデータバックアップやドメイン・DNSの移行、残高や料金精算の確認が重要
- 解約完了後は請求が停止し、復旧できないため内容をよく確認してから手続きする
この手順を実践することで、conoha vps 解約時の不安やトラブルを避けられます。安心してサービス移行や契約解除が可能になります。
スムーズな解約のために、ぜひ本記事の内容を参考にしてください。