ロリポップ SSLの料金と設定手順を解説【無料でhttps化】

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ロリポップ sslを確認するゴリラ

ロリポップでSSLを設定したいけど手順や料金が分からないし、そもそもなぜSSL化が必要なのかも曖昧で不安だ…

こうした疑問にお答えします。

本記事の内容
  • ロリポップの無料独自SSLの特徴と選び方
  • 画像つきで分かるロリポップSSL設定手順
  • SSL設定後のよくあるエラーと対処法

ロリポップSSLは無料で簡単に設定でき、初心者でもすぐに対応可能。設定できない場合の解決方法や、WordPressでのSSL化についても詳しく解説しています。

SSL化の重要性や設定後に必要な作業も分かりやすく紹介しているので、ぜひ読み進めて安心してサイト運営を始めてください。

目次

ロリポップのSSLとは?無料・有料の違いを解説

ロリポップ sslを見つめるゴリラ

ロリポップのSSLについて詳しく解説します。ロリポップssl化はSEOやセキュリティの観点からも重要な作業。

ここでは、ロリポップで利用できる無料独自SSLや有料SSLの違いを説明。各プランごとの対応状況まで詳しく紹介します。

そもそもSSL化とは?SEOにおける重要性

SSL化とは、ウェブサイトの通信を暗号化する技術。第三者による盗聴や改ざんを防ぐ重要な仕組みです。

ロリポップssl化は現代のウェブ運営では必須の対策。ブラウザで「保護されていない通信」と警告が表示されることを防げます。

GoogleがSSL導入をSEOの評価基準としているため、検索順位の向上も期待できます。

具体的な効果は以下の通りです:

  • アクセス時URLが「https://~」になる
  • 鍵マークアイコンが表示される
  • 検索エンジン評価がアップする

SSL化はウェブサイトの信頼性向上、セキュリティ対策、SEO対策すべての観点から必須事項。ロリポップレンタルサーバーsslを活用して対策を進めましょう。

ロリポップで使える無料独自SSLの概要

ロリポップでは無料で独自SSLを利用できます。この無料SSLはLet’s Encryptの自動更新証明書を採用。

追加費用なしで簡単にロリポップssl設定が可能。設定は下記の流れで進めます。

  1. ロリポップにログインし、セキュリティ設定から独自SSL証明書導入を選択
  2. 対象ドメイン(ロリポップsslサブドメイン含む)にチェックを入れる
  3. 「独自SSL(無料)を設定する」をクリック
  4. 「ロリポップssl設定作業中」と表示される
  5. 約5分後に「SSL保護有効」に変われば完了
  6. 「https://」でアクセスできるか確認

この簡単な手順により、コストをかけずに本格的な常時SSL化が実現。ロリポップssl設定で迷うことはありません。

無料SSLと有料SSLの具体的な違い

無料SSLと有料SSLには明確な違いがあります。一般的なブログや中小規模のウェブサイトなら無料SSLで十分。

高度なブランド認証やサポートが必要な場合は有料SSLが適しています。

スクロールできます
項目無料SSL(Let’s Encrypt)有料SSL
ロリポップssl料金無料年額数千円〜
発行期間即時〜数分即時〜数日
証明書種類DV(ドメイン認証)のみDV, OV(組織認証), EV(拡張認証)
サポート基本的になしメーカー・サーバー側サポート有
サイトシールなし付き
自動更新ありものによる

無料SSLは証明書発行や更新が自動化されています。コストもかからないため、多くのサイトに最適。

有料SSLは企業サイトや大規模ECサイトなど、より高い信頼性を求める場合におすすめです。

プラン別でみるロリポップのSSL対応状況

ロリポップの料金プランごとにSSL対応状況を確認しましょう。現在ロリポップでは基本的にすべてのプランで無料独自SSLが利用可能。

プラン別の対応状況は次の通りです:

  • エコノミープラン:無料独自SSL対応
  • ライトプラン:無料独自SSL対応
  • スタンダードプラン:無料独自SSL対応
  • ハイスピードプラン:無料独自SSL対応

サブドメインや複数の独自ドメインでもSSL設定が可能。個人利用からビジネス用途まで幅広く活用できます。

従来はプランによる差がありましたが、現在はほぼ全プランで対応。ロリポップはSSLのコスト・手間を最小限に抑えつつ、セキュリティも担保できるサービスを提供しています。

【画像で解説】ロリポップで無料独自SSLを設定する手順

ロリポップでサイトをSSL化する手順は非常にシンプルです。初心者の方でも簡単に実施できます。

ここでは、無料独自SSLを使った設定方法を画像とともに順を追って解説します。SSL化することで「保護されていない通信」という警告を消し、SEOやユーザーの信頼性向上にもつながります。

①:ユーザー専用ページにログインする

無料SSLの設定を始めるには、まずロリポップのユーザー専用ページにログインしてください。

ロリポップのコントロールパネル(ユーザー専用ページ)のログイン情報は、契約時に発行されたものです。不明な場合には、登録メールアドレスを確認しましょう。

②:「独自SSL証明書導入」メニューを選択する

ログインできたら、左側メニューから「セキュリティ」を選択し、「独自SSL証明書導入」に進みます。

このメニューでは、SSL設定が可能な独自ドメインやサブドメインの一覧が表示されるため、どのドメインをSSL化するか選べる仕様になっています。複数のサブドメインも一括で設定できる点が特徴です。

③:SSL化したいドメインを申請する

SSL化したい独自ドメイン・サブドメインにチェックを入れて、「独自SSL(無料)を設定する」ボタンをクリックします。

  • このとき、該当するドメインが表示されない場合は、先に「独自ドメインの設定」やネームサーバー設定が正しくできているかを確認してください。

申請が完了すると、以下のような状況になります。

  • 「SSL設定作業中」と表示されます
  • 作業が反映されるまで、5〜10分ほど待ちます

④:SSL設定の反映を待つ

SSL設定作業は、数分程度かかることが一般的です。

  • ページをリロードし、「SSL保護有効」または「SSL設定完了」と表示されたら、SSL設定が正常に反映されたことになります
  • 「https://〜」でサイトへアクセスし、接続が保護されていること、警告が消えていることを確認しましょう

もし「SSL設定作業中」表示が長時間続く場合や、「該当する独自ドメインがありません」と出る場合は、以下を再度確認してください。

  • ドメイン設定や契約状況
  • ドメインのDNS反映状況

正常に進まない場合は、管理画面のヘルプやサポートへの問い合わせが有効です。

この一連の作業により、ロリポップでの無料独自SSL設定は完了します。設定完了後は、httpからhttpsへのリダイレクト設定や、WordPressサイトの場合はURL変更作業(「WordPressアドレス」「サイトアドレス」の修正)も忘れずに行いましょう。

ロリポップのSSL設定でエラー?よくある原因と対処法

ロリポップでSSL設定を行う際、初心者の方がよく躓くポイントがあります。「保護されていない通信」と表示される原因や混合コンテンツの解消法、SSL化後にレイアウトが崩れる場合の対策について説明します。

根本原因と具体的な対処法を理解することで、ロリポップのSSL設定を確実に完了できます。

「保護されていない通信」と表示される原因

「保護されていない通信」とブラウザに表示される主な原因は、SSL証明書が正しく設定されていないか、httpとhttpsが混在している場合です。特にロリポップでSSL化作業完了前や、サイトアドレスがhttpのままの場合に発生しやすくなります。

初心者が注意したい代表的な原因は以下の通りです。

  • レンタルサーバー側で独自SSLの設定・反映が完了していない
  • WordPressのサイトURLが「http://~」のまま
  • httpへのアクセスをリダイレクト設定していない
  • SSL証明書の有効期間が切れている

ロリポップでは「ユーザー専用ページ」から【セキュリティ】→【独自SSL証明書導入】で設定を開始します。設定中は「SSL設定作業中」と表示されるため、完了まで待つ必要があります。

設定が完了していない間は、httpsアクセス時に「保護されていない通信」と表示されます。

混合コンテンツ(Mixed Content)の解消方法

SSL化後に「保護されていない通信」の表示が消えない場合、サイト内にhttpの画像やスクリプト等が残っている混合コンテンツが原因のことが多いです。

混合コンテンツとは、ページ自体はhttpsで配信されているものの、画像やCSS、JavaScriptなどのリソースが一部httpで読み込まれている状態を指します。

効果的な対処方法をご紹介します。

  • サイト内の画像やリンク、外部リソースのURLをすべてhttpsに書き換える
  • WordPressの場合、プラグイン(「Search Regex」「Better Search Replace」等)を用いて、データベース内のhttpをhttpsに一括置換する
  • テーマやウィジェット、カスタムHTML内のhttpリンクも確認して修正する
  • ブラウザのデベロッパーツールで、どのリソースがhttp読み込みなのか特定し、1つずつ修正する

これらの修正を行うことで、全てのリソースがhttpsで配信されます。結果として「保護されていない通信」警告が解消されます。

SSL化後にサイトのレイアウトが崩れる場合の対処法

ロリポップでSSL化の直後にサイトのデザインやレイアウトが崩れてしまう場合は、主に下記の理由が考えられます。

  • CSSやJavaScriptファイルがhttpで読み込まれてブロックされている
  • 外部リソース(フォント、ライブラリなど)がhttpで読み込まれてロードに失敗している
  • WordPressテーマやプラグイン固有の記述が影響している

具体的な対処法を順番に実施してください。

  1. テーマファイルおよびカスタマイズ部分に記載のURLがhttpのままになっていないか確認し、必要に応じてhttpsへ修正します。
  2. プラグインやウィジェットで外部リソースを参照している場合も、全てhttpsのパスに変更します。
  3. 自動的にhttp→httpsへリダイレクトする設定(.htaccessファイルで301リダイレクト)を行い、旧アドレスでのアクセスによるリソース不一致を防止します。
  4. 手動で修正が困難な場合、「Really Simple SSL」などのSSL対応プラグインを活用するのも有効です。

SSL化の影響で一時的にサイトの表示が乱れることもありますが、これらの修正を徹底することで正常なレイアウト表示に戻すことができます。

ロリポップでSSL化した後に必須となる5つの作業

ロリポップでSSL設定が完了しても、それだけではサイトの安全性・信頼性向上やSEO効果を最大限に引き出すことはできません。

ロリポップSSL化直後に実施すべき5つの作業について詳しく解説します。

①:WordPressのサイトアドレスをhttpsに変更する

WordPressのダッシュボードにログインし、「設定」>「一般」から「WordPressアドレス(URL)」と「サイトアドレス(URL)」を「http://~」から「https://~」へ変更します。

この作業により、サイト全体のリンクや動作に一貫性が生まれ、HTTPS通信が強制されます。設定後は一度ログアウトとなるため、再度正しいURLでログインしましょう。

②:httpからhttpsへのリダイレクト設定

単にWordPress内のURLを変更するだけでは、旧アドレス(http)にアクセスした場合も混在しやすくなります。

サイト運営者は.htaccessファイルに301リダイレクトの記述を追加し、「http://」への全アクセスを「https://」へ自動転送させましょう。これにより、訪問者も検索エンジンも新しい安全なURLに正しく誘導されます。

例(.htaccessに追記する内容):

<IfModule mod_rewrite.c>
RewriteEngine On
RewriteCond %{HTTPS} off
RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L]
</IfModule>

③:内部リンクをhttpからhttpsへ修正する

記事中やウィジェット・メニューなど、サイト内部に設置したリンクのURLが「http://~」のままだと、一部が保護されていない扱い(混合コンテンツ)となり警告表示が出てしまいます。

データベース一括置換や、プラグイン(例:Better Search Replace)を活用し、すべての内部リンク・画像パスを「https://~」へ統一しましょう。

④:Googleアナリティクスの設定を変更する

Googleアナリティクス側のプロパティ設定にて、デフォルトURLやビュー設定が「http」になっていないか確認します。

「https」に変更しないままだと、アクセス解析が正確に集計されません。管理画面>管理>プロパティ設定>デフォルトURL を「https://」に変更してください。

⑤:Googleサーチコンソールにhttpsのプロパティを登録する

最後に、Googleサーチコンソールでも新たに「https://」で始まるURLのプロパティを追加登録しましょう。

旧「http」のままではインデックスや検索順位に正しい評価が行われません。登録後、サイトマップもhttps版で再送信することをおすすめします。

これら5つの作業を丁寧に行うことで、ロリポップレンタルサーバーでのSSL化の効果を最大化し、「保護されていない通信」警告の解消やSEO強化、ユーザーからの信頼獲得につながります。

ロリポップのSSLで知っておきたいその他のポイント

ロリポップ sslのサーバを監視しているゴリラ


ロリポップでSSLを利用する場合、設定や運用に関して知っておくべき追加ポイントがあります。それぞれ詳しく解説します。

SSL証明書の有効期限と自動更新の仕組み

SSL証明書には有効期限があります。期限が切れるとサイトが「保護されていない通信」と警告表示されてしまいます。

ロリポップが提供する無料の独自SSLは、Let’s Encryptを利用しています。90日ごとに有効期限を迎えますが、自動更新の仕組みが導入されているため、手動で更新手続きを行う必要はありません。

  • 無料SSL証明書:自動で定期的に更新されるため、更新忘れによるトラブルは少ない
  • 有料SSL証明書(PRO版など):長期間・高信頼性証明書の選択肢もあり、こちらも多くの場合自動更新や通知機能が備わっている

運用上は「SSL証明書の自動更新機能がきちんと有効になっているか」だけ定期的に管理画面で確認しておくと安心。

常時SSL化がサイト運営で必須な理由

近年、常時SSL化(すべてのページをHTTPS化)がウェブ運営の必須事項となっています。

その理由をご紹介します:

  • サイトの通信を暗号化し、「盗聴」や「改ざん」を防ぐことで、ユーザーの個人情報保護やセキュリティ向上に直結する
  • Googleをはじめとした検索エンジンが、SSL化をSEO評価の要素として採用しており、上位表示のためにも必須
  • ブラウザによっては、SSL非対応ページに「保護されていない通信」の警告を大きく表示するようになっており、訪問者の離脱率増加や信頼性低下のリスクがある

実際にロリポップを利用してWordPressを運営する場合も、SSL化が推奨されており、設定も簡便化されています。

他社レンタルサーバーとのSSL機能比較

ロリポップと他社の代表的なレンタルサーバーについて、SSL機能の違いを比較しました。

スクロールできます
サーバー名無料SSL対応自動更新サブドメイン対応有料SSL設定の簡単さ
ロリポップありありありPROプランで利用可非常に簡単
エックスサーバーありありあり複数種選択可能簡単
さくらのレンタルサーバーありありありありやや簡単

ロリポップの無料SSLはほぼワンクリックで利用開始でき、サブドメインにも対応しているのが強みです。エックスサーバーも無料SSL・自動更新・サブドメイン対応と機能は充実していますが、ロリポップの方が初心者向けに画面遷移や手順がよりシンプル。

このようにロリポップは無料SSLの手軽さ・対応範囲の広さに加え、自動更新やサブドメイン対応など、ユーザビリティ面で高い評価が得られています。

まとめ:ロリポップのSSLは無料で簡単に設定できる

ロリポップSSLは、誰でも簡単に設定できる無料独自SSLが用意されており、初心者から上級者まで幅広く活用されています。

無料SSLと有料SSLの違いや、各プランごとの対応状況を理解することが大切。SSL化によるSEOやセキュリティ向上の重要性も押さえておくべきポイントです。

設定手順やエラーへの対処法も詳しく解説しました。SSL化後に必要なリダイレクト設定や各種ツールの変更作業まで順を追って説明しています。

本記事のポイント
  • ロリポップSSL設定は、無料独自SSLが全プラン対象で、手順も非常にシンプル
  • 無料SSLと有料SSLの特徴や使い分け、エラー発生時の対処法も丁寧に紹介
  • 常時SSL化はSEO対策だけでなく、ユーザーの信頼性や安全性向上にも直結

この記事を参考に、ロリポップSSL設定やその後の作業も迷わず進められるはずです。

サイトの安全性と信頼性向上のために、今すぐSSL化を実践しましょう。

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